「きれいな空撮」と「使える空撮」は、撮り方が違う
プロモーション用の空撮は、光と構図で園地を美しく見せることが目的です。一方、解析用の空撮は、飛行高度・写真同士の重なり(オーバーラップ率)・光の条件を計画的に設計しないと、3Dモデルの精度が出ません。同じ「ドローンで撮る」でも、要求されるスキルはまったく別物です。
sio.studioは農業リモートセンシングの実務経験があるため、この両方に対応できます。解析に使える精度で撮りながら、同じ現場でプロモーション用のカットも押さえる——一度の飛行から二つの価値を持ち帰る撮影計画が立てられます。
樹形を「データ」として残す
この実証では、みかん・柿の園地をフォトグラメトリで3Dモデル化し、一本一本の樹形や枝ぶりを記録しています。剪定のような熟練技術は言葉やマニュアルでは残しにくいものですが、ベテランが仕立てた樹の「かたち」そのものをデータで残せば、技術継承や教育の教材になります。
また、同じ園地を季節や年をまたいで記録することで、生育の変化をモニタリングし、栽培管理の判断材料として活用することを見据えています。
撮影者が解析まで担う意味
空撮と解析が分業だと、「届いた素材が解析に使えない」という手戻りが起きがちです。撮影計画の段階から解析要件を織り込めること、現場で樹や園地の状態を見て飛行計画を調整できること。撮影と解析の両方を実務で担っているからこそ、実証・研究案件でもスムーズな進行ができます。
ドローン空撮・圃場解析は、園地の面積・地形・目的によって最適な進め方が変わります。実証研究・スマート農業の取り組みでの撮影は、構想段階からお気軽にご相談ください。