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自治体 × 年間記録映像
静岡県小山町
「みどり食農チャレンジ」年間記録
富士山麓のまちの農業振興プロジェクトを、季節を追って通いながら記録する。写真とロング版記録映像を一貫制作している継続案件です。
事業の背景
静岡県小山町は、富士山の東麓に位置する農業のまち。オーガニックビレッジ宣言に伴う農業振興の取り組み「みどり食農チャレンジ」として、有機農業の推進と、農に関わる人を増やすための体験イベントが年間を通じて開催されています。
その一年の営みを「記録として残し、まちの内外へ伝える」のがこのプロジェクトです。行政の取り組みは、記録がなければ次年度への説明も、住民への共有も、移住検討者への発信もできません。単発の撮影ではなく、通年で並走する記録パートナーとして参画しています。
通い続けて撮る、ということ
大根のタネ採り、水かけ菜の収穫、麦踏み、わさび田の見学、アミミドロ農法の水田、金時豆の種蒔き——。三重県桑名市から月1回のペースで通い、季節の農事イベントを追いかけてきました。
年間を通して同じ町に通うことで、一つひとつのイベントが「点」ではなく「まちの農業の一年の物語」としてつながります。参加する住民の方々の顔なじみになれることも大きく、回を重ねるほど、カメラの前の表情が自然になっていきます。
撮影した季節のイベント(抜粋):大根タネ採り/水かけ菜収穫/麦踏み体験/わさび田見学/アミミドロ農法の水田/金時豆の種蒔き ほか年間の農事イベント
記録映像の設計 — 「後から使える」と「見て楽しい」の両立
行政の記録映像には、二つの役割があります。一つは、取り組みの全体像を正確に残すアーカイブとしての役割。もう一つは、ホームページやSNSで見た人に「面白そう」と思ってもらう広報としての役割です。
この案件では、年間の全イベントを収めた15〜20分のロング版記録映像を軸に、Web掲載用のダイジェスト版を派生させる構成で制作しています。素材の撮り方の段階から「あとでどう編集するか」を決めておくことで、一度の撮影から複数の用途に応えられます。写真も同様に、報告書・広報紙・SNSそれぞれの使われ方を想定して納品しています。
現場で心がけていること
- イベント運営を妨げない立ち回り — 主役は参加者と運営の方々。進行を止めてまで「作った絵」は撮りません。
- 参加者への配慮 — 住民の方が写る素材は、掲載範囲を発注者と確認しながら運用します。
- 天候・農事都合への柔軟対応 — 屋外イベントの延期・変更を前提に、日程と代替案を組みます。
- 遠征案件の段取り — 前泊を含む移動計画で、朝一番の現場にも確実に間に合わせます。